「育休中ってヒマでしょ?」
「なんか、旅行とか行ってそう」
「で、結局パパって何してんの?」
こんな声を、育休を取った僕は何度も耳にしました。
でも、僕の答えはシンプルです。
「全部やってるよ。オムツもミルクも寝かしつけも。」
いやもう、朝起きた瞬間から寝るまで育児フルコース。
たぶん、1日のスケジュールは新人保育士さん並です。
■ 育休初日:まさか自分が“うんちのプロ”になるとは。
オムツ替え。
かつては「見るだけでギブアップ」だったのに、
今では「どうぞこい!」の構え。
とにかく早く、キレイに、赤ちゃんが笑顔で終われたら100点。
なぜか、毎日自己ベストを更新したくなる世界です。
■ ミルク担当パパ、深夜2時の実況中継
深夜のミルクタイムは、修行の時間。
こっちは眠い。赤ちゃんは泣く。
哺乳瓶の温度が1℃でも違えば怒られる(ような気がする)。
でも、不思議と「この小さな命を支えてる」って感覚が、
めちゃくちゃグッとくる。
■ 寝かしつけ:抱っこスキルがレベル50に到達
「背中スイッチ?聞いたことあるな~」とか言ってた昔の自分。
今じゃ、寝かしつけポジションと揺れ速度の研究者です。
抱っこ→ゆらゆら→着地失敗→また抱っこ。
このループにより、二の腕はパンパン、でも心はじんわり温かい。
■ 気づいたこと:「母ってマジで偉大」
育休を取って、やっと分かったんです。
母親が毎日こなしていることの重さと尊さ。
「昼寝してたよ~」って言ってた妻、たぶん寝てない。
「なんか適当にやってるよ~」って言ってた妻、ぜんぜん適当じゃない。
家事・育児って、“やってる側から見ないと見えない世界”があるんですよね。
■ 家事育児はチーム戦。ワンオペはもう古い。
僕の育休は、決して「お手伝い」じゃなかった。
「一緒にやる」がスタートラインで、
「自分で回す」が目標ライン。
育休を通して、ようやく“家族というチーム”の一員になれた気がします。
最後に一言。
「パパの育休って何するの?」と聞かれたら、
僕はこれからもこう答えます。
「ぜんぶやってるよ。でも、母親には敵わないね」
そして、
「でもね、それがすごくいいんだよ」って。
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#育休で人生の優先順位が変わる
#今日も赤ちゃんはボス級の存在感
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