日本では男性育休取得率が 40.5%(2023年度・厚生労働省「雇用均等基本調査」) に到達しました。近年少しずつ伸びてきてはいますが、実は国際的にみるとまだまだ低い水準です。
たとえば北欧諸国。スウェーデンやノルウェーなどでは、男性の育休取得率はすでに 70%以上 に達しています。しかも「数日〜数週間」ではなく、数か月単位で休むパパが当たり前。制度面でも「パパに割り当てられた休暇枠」があり、取らなければ消えてしまう仕組みがあるため、自然と取得が進んでいます。
一方の日本はというと、「制度があるのに使いにくい」という声が根強いのも事実。上司や職場の理解、キャリアへの不安、家計の心配などが壁になってしまいます。
しかし考えてみてください。子どもが小さい時期は一瞬で過ぎ去ります。その時間を夫婦で一緒に過ごせるかどうかは、長い人生の中で大きな意味を持ちます。
日本はまだまだ「伸びしろだらけ」。少しずつ環境は整いつつあります。実際、政府も「育休取得率50%」を当面の目標に掲げています。
今まさに過渡期。これからの日本で「育休を取るのが当たり前」の文化を作っていくのは、私たち一人ひとりの行動です。
👉 あなたはどう思いますか?「取りたいけど迷っている」「職場で実際に取った」など、ぜひ声を聞かせてください。
【出典】厚生労働省「令和5年度雇用均等基本調査」、OECD育児関連統計


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