厚生労働省の調査によると、男性の育休取得日数の平均は46.5日(約1か月半)に伸びています(令和5年度 雇用均等基本調査より、大企業のみのデータ)。
「ちょっとだけ休んでサポート」という時代から、しっかり子育てに向き合うための長期取得へシフトしてきているのが見えてきます。
「2週間じゃ足りない」と思うパパが増えている
これまで男性の育休といえば「数日〜2週間程度」が一般的でした。
しかし最近は、実際に育児に関わったパパから
- 「想像以上に大変で、2週間じゃ全然足りなかった」
- 「もっと一緒に子どもの成長を見守りたい」
という声が増えています。
結果として、2週間以上育休を取る人は62%を超えるまでになりました。
長期育休のメリット
長めに育休を取ると、家庭にとっても自分にとっても大きなプラスがあります。
- ママの心身の回復をしっかり支えられる
- 子どもの成長の「最初の瞬間」に立ち会える
- 家事・育児のスキルが自然と身につく
- 夫婦で子育てを「共同作業」として経験できる
特に、子どもが0歳の時期は一瞬で過ぎ去ります。
そのかけがえのない時間を長く過ごすことは、お金では買えない価値になります。
職場との調整も「長期前提」に
平均日数が伸びているということは、企業側も「長期育休を取る男性社員」が当たり前になってきている証拠です。
以前なら「1か月も休むなんて無理」と思われたかもしれませんが、今では現実的な選択肢に変わりつつあります。
まとめ
男性育休の平均日数が46.5日という数字は、単なる統計ではなく、「パパたちの意識が変わってきた」証拠です。
もう「2週間で十分」という時代ではありません。
👉 あなたは「どれくらいの育休を取りたい」と考えますか?
未来の自分と家族のために、長期取得を前提に計画してみるのもいいかもしれません。
📌 出典
- 厚生労働省「令和5年度 雇用均等基本調査」


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