「育休どう?」と聞かれたら、僕はこう答えます。
「RPGで言うなら、家族というパーティに本格加入しました!」
育休前は、正直“遠征要員”くらいの立ち位置でした。
たまに帰ってきて、「モンスター(子ども)かわいいな〜」って言って、
ちょっと抱っこして、はい終了。
チーム感? 皆無。
でも、育休に入ってから気づいたんです。
家事・育児って、完全にチーム戦だったんだな、と。
■ 最初は“チーム戦”というより“個人戦+実況”
育休1週目。
「よっしゃ、俺がんばるぞ!」と意気込む僕。
でも…
- 妻は授乳しながら洗濯を回し、
- 僕はオムツ替えながら「このタイミングでうんちは反則」と苦戦し、
- 夕飯の準備中に子どもが泣き出し、
- お互いイライラして、口数はどんどん減る。
これ、チーム戦というより、個人競技のリレー中にバトンが空中で落ちるパターン。
■ 「共闘」の感覚は、風呂掃除から始まった
そんな中、ある日突然、風呂掃除を始めた僕に妻がひと言。
「ありがとう。すごく助かる。」
たったそれだけのひと言で、
“なんか俺、仲間っぽくなった!?”感が爆発。
それからというもの、
- 子どもの寝かしつけ→交代制に
- 哺乳瓶洗い→僕の担当に
- 家事の段取り→2人で相談するように
気づけば、共同戦線を張る“パーティメンバー感”が芽生えていたのです。
■ 「お互いの得意不得意」も見えてきた
妻:ミルクを飲ませるのが異常にうまい
僕:寝かしつけの揺れだけで寝落ちさせる(ただし確率5割)
妻:料理は爆速で仕上げるが、洗い物は積み上げがち
僕:味噌汁に火を通しすぎるが、皿は即洗うタイプ
もはや夫婦というより、属性違いの戦士たち。
「お互い違うけど、それがいい」って、
たぶんこの感覚のことなんじゃないかと思いました。
■ 育休で手に入れたスキル:「連携」
育休を取ったことで、得たものはいろいろあるけど、
間違いなく一番大きかったのは“夫婦の連携スキル”。
- おむつ替えのピンチを即カバー
- 子どもが泣いたら目配せで分担
- 「今日のお風呂は任せて!」のひと言で心が救われる
これって、普段の生活で培うしかないスキルなんですよね。
■ 「家族力」は、共に過ごす時間で強くなる
会社のチームビルディング研修より、
育休の1ヶ月のほうが、よっぽど“組織力”育った気がする。
「家庭」という小さなチームにしっかり向き合うことで、
お互いの理解や信頼、思いやりが深まっていく。
それってつまり、
育休は“家族力”を上げる時間。
まさにその通りだったと実感しています。
■ 最後に一言。
もしこれを読んでるパパがいたら。
育休中に“家事や育児ができるようになる”こと以上に、
“家族とチームになる”って、すごく大事だよ!
そう伝えたいです。
#育休でパーティ加入
#家事育児は夫婦の協力プレイ
#俺たちがチームだ
#育休で得たスキルは人生の宝
#パパ育休はRPGだった
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