〜育休×FIRE、学びは日常に転がっている〜
はじめに
育休中、長男(保育園児)と過ごす時間が格段に増えました。
その分、当然ながら増えるのが「オモチャ買って」攻撃。
…ところが最近、彼の交渉術が異様に巧みになっていることに気づいたんです。
あれ?これ、**投資家として大事な考え方と共通してない?**と、FIRE志望のパパは思わずうなりました。
今回は、そんな長男の「買って攻撃」から見えた“投資マインド”を、笑いと共にお届けします。
第1章:「欲しい理由」のプレゼン力
ある日、長男が言いました。
「パパ、このクルマのオモチャは、赤ちゃんも一緒に遊べるよ?」
完全に“家族の福祉”を持ち出してくるプレゼンスタイル。
これ、企業が投資家に「社会貢献性」をアピールするのと似てませんか?
投資の世界でも、「この企業は未来にも価値を提供できるか?」という観点は重要。
まさか長男が、ESG視点を取り入れてくるとは…。
第2章:タイミングと相場観
雨の日の午後、長男がしれっと言いました。
「今日は雨だし、おうち遊びの時間、長いよね?」
「それなら新しいオモチャ、いるよね?」
完璧なタイミング分析。
まさに、相場の“押し目”を狙うスタイル。
投資においても、焦って高値掴みするのではなく、状況を見極めて買いの好機を待つ姿勢が大切です。
第3章:「リスク分散」という名の詰め合わせ要求
「じゃあ、ちっちゃいのを3つにしよ?あきないし!」
これは驚きました。まさかの分散投資理論。
単品で大物を狙うのではなく、小さく複数を買ってリスクヘッジしてくるとは…。
「いろんなジャンルのオモチャを持っておくと、飽きにくい」
これ、まさにFIRE界で言う「米国株+全世界株+現金」的発想です。
第4章:「やられた…」と思った最終兵器
極めつけは、言葉の力です。
「これ買ってくれたら、パパのこと、ずーっと好きでいるからね!」
愛情と取引のブレンド。完全に感情で動かされました。
これは「投資はロジックで」と言いつつ、つい高配当銘柄に感情移入してしまう大人と一緒ですね…。
FIREにつながる学び
冗談のようでいて、長男のオモチャ交渉には
- 長期的視点
- リスク分散
- タイミング重視
- 人の感情を読む力
といった、FIREにも通じる重要なスキルが詰まっていました。
おわりに
育休で得られる学びは、意外と“子どものふるまい”にあります。
そしてその観察力こそ、FIREに必要な資質なのかもしれません。
今日の投資は、株ではなく「子どもの言葉」にありました。
…まあ、結局オモチャは買わされましたけどね。
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