はじめに
育休中の時間をどう使うか、迷っているパパやママも多いのではないでしょうか。もちろん育児が最優先ですが、少しのスキマ時間を活用して「お金の増やし方」を学んでみるのも一つの選択肢です。実は、育休中という期間は、会社員としての仕事をしながら、投資家としてのスキルも身につける「二刀流」のチャンスです。
私自身、育休中に投資に関する知識を深め、実際に少しずつ運用を始めることができました。今回は、育休を利用して投資家としての道を歩み始める方法と、会社員としての仕事とのバランスをどう取るかについてお話ししたいと思います。
会社員×投資家の二刀流が育休中にできる理由
育休中に「投資家」としての一歩を踏み出すことができる理由は、主に 時間の余裕 と 気持ちの余裕 にあります。育児が忙しいのは確かですが、育休は普段の仕事から解放される期間。スキマ時間を利用して、投資に関する勉強や実際に少額からの運用を始めることができます。
具体的には、以下のような時間の使い方をすることができます:
- 朝の時間:子どもが寝ている間に、投資関連の書籍やオンライン講座を受講
- 昼間の時間:育児の合間に、株式市場や経済ニュースをチェック
- 夜の時間:子どもが寝た後に、実際に証券口座を開設して少額投資をスタート
育休中の時間を、自分の未来に向けた投資の学び に使うことができるのです。
育休中に投資家としての第一歩を踏み出す方法
1. 投資について学ぶ
まずは投資の基礎知識を学ぶことが大切です。育休中には、次のような方法で効率的に学びを進められます。
投資本を読む
- 「お金の教養」を身につける本
投資を始める前に、まずはお金の基本的な知識を得ることが重要です。例えば、『お金の教科書』や『インデックス投資のすべて』など、初心者向けの書籍を読みましょう。
オンライン講座を受ける
- YouTubeやオンラインプラットフォーム
YouTubeやUdemy、Courseraなどで提供されている無料・有料の投資講座を受けてみるのも一つの方法です。育休中なら、集中して学ぶことができます。
投資家としてのマインドセットを持つ
投資は知識だけではなく、心の持ち方も重要です。失敗を恐れず、少額で始めることで失敗のリスクを最小限に抑えつつ、着実に成長できます。
2. 少額から投資を始める
いきなり大きな金額で投資をするのはリスクが高いので、少額から始めてみましょう。育休中は「試す」という気持ちで、まずは投資の感覚を掴むことが大切です。
低リスクで始められる投資方法
- 積立NISA(ニーサ)
少額で積み立て投資ができる制度です。月々の投資額を決めて、投資信託を購入することで、時間をかけて資産を育てることができます。育休中に投資信託を少しずつ積立てることが、将来の資産形成に大きな役割を果たすでしょう。 - iDeCo(イデコ)
老後のための積立制度で、税制優遇があるため、長期的に資産を増やすことができます。育休中の収入が少ない時期にこそ、iDeCoを活用して、節税をしつつ将来に向けて投資を進めましょう。
少額でできる個別株投資
株式投資も少額から始めることができます。例えば、1株単位で購入できる企業を選んで少額投資をスタート。育休中に市場を観察しながら、少しずつ資産を増やしていくのも良い方法です。
3. 投資家としての継続的な学びと振り返り
投資家として成功するためには、学びを続けることが必要です。育休中は、定期的に投資結果を振り返り、ポートフォリオを見直す良い機会です。
- 月次で投資結果を振り返る
毎月、投資している商品(株式、投資信託など)のパフォーマンスを確認し、必要に応じて見直しを行う習慣をつけましょう。 - 投資について定期的に学ぶ
新しい投資戦略やマーケットの変化に応じて、引き続き学び続けることが大切です。育休中に基礎を固め、その後に更なる投資家スキルを高めていきましょう。
会社員×投資家の二刀流を実現するメリット
育休中に投資を始めることには、さまざまなメリットがあります。例えば:
- 将来の安定した資産形成
少額でも投資を続けることで、FIREに向けた資産を着実に増やしていけます。会社員と投資家の二刀流をうまく活用することで、未来の経済的自由を手に入れる一歩となります。 - 収入の複数の柱を作れる
会社員としての給料と、投資で得られる配当金や運用益など、複数の収入源を確保することが可能です。これにより、生活の安定感が増し、将来への不安も減らせます。
まとめ
育休中に投資を始めることは、FIREを目指すための素晴らしいスタートです。会社員としての仕事と並行して、投資家としての経験を積んでいくことで、将来に向けた大きな資産形成の基盤を作ることができます。
まだ始めたばかりで収益がすぐに出るわけではありませんが、継続的に学び、少額からでも投資を続けることで、少しずつ理想の未来に近づいていけると信じています。育休中の時間を最大限に活用して、将来のために一歩踏み出してみましょう!
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