「今日は水遊びしたい!」から始まった悲劇
育休中のある日、上の子たち(小学生の長女&保育園児の長男)が声をそろえて言いました。
「パパー!今日は水風船で遊びたいー!!」
暑い夏。家の中にこもってるわけにもいかないし、「外で遊んでくれるなら万々歳!」と張り切って準備。
100個入りの水風船、フルチャージ完了。
第1ラウンド:子ども vs 子ども
はじめは平和でした。
姉と弟がキャッキャと投げ合い、笑いながら走り回る。
赤ちゃんはベビーカーで観戦。
パパ(=私)は審判役…のつもりだったんです。
が、気づけば…
「パパもやろうよー!!」
この笑顔に逆らえるパパはいません。
第2ラウンド:全員 vs パパ
そして始まった第2ラウンド。
3人のプレイヤー:
- 長女:正確無比なスナイパー
- 長男:勢い重視の突撃兵
- パパ:全身で防御する装甲車(無防備)
序盤は避けたり、時には反撃してバランスを保っていました。
しかし、次第に弾切れになる子どもたち…
そこで起きたのが、
「なんでパパだけ残ってるの!?」
という理不尽な疑惑と共に始まる、
“3人からの集中砲火”。
「うおおおおぉぉおおぉぉ!」(声:パパ)
あの瞬間、何発飛んできたかは覚えていません。
視界に映ったのは、
- 長女の笑顔(と手に残る最後の水風船)
- 長男の両手投げ
- 妻のスマホ(撮影中)
そして私は、水風船の直撃を全身で受け、ビシャッッッッ!
子どもたち、大爆笑。
パパ、全身ずぶ濡れ。
現実に戻る:片付けタイム
遊び終わった後。
「よーし、じゃあ片付けようかー!」
…返事なし。
……誰も動かず。
………結局、片付けてるの、俺だけ。
100個の風船の破片を、地面からチマチマ拾い続ける背中に、夕日がまぶしい。
まとめ:育休=笑いと現実の境界線
水風船バトル。
確かに楽しかった。
爆笑した。
「パパ最高〜!」って言われた。
けど。
片付け、地味にキツイ。
そんな現実とエンタメの狭間が、育休パパライフなんだと、
今日もどこかで誰かが水風船を拾いながら思っていることでしょう。
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