育休を取って一番変わったのは“自分自身”だった

育休

育休=「家庭の手伝い」だと思っていた

育休に入る前、正直な話をすると
「少し休める」「家のことを手伝える」くらいに考えていました。

でも、実際に育休に入ってみると、それは全くの見当違いだったんです。


育児の“現場”に立ったとき、世界が変わった

朝起きて、朝食の準備。
赤ちゃんのオムツ替え、長男の保育園送り、長女の宿題チェック。
昼寝の合間に買い物。気づけば夕飯づくり。
夜泣きで細切れの睡眠…の繰り返し。

これまで“休日にちょっとやる家事育児”と、本気の育児との間にある温度差に愕然としました。

「手伝う」なんて言葉がいかにズレていたか。
むしろ、自分が**“育てられている”**気持ちになる日々。


価値観がひっくり返った3つの瞬間

育休中、特に自分の中で印象的だったのが次の3つです:

① 子どもの“成長の瞬間”に立ち会えた

寝返り、笑顔、初めての言葉。
その瞬間を見られるのは、かけがえのない時間でした。

② パートナーの偉大さを痛感

「ワンオペでこれやってたの…?」と本気で思いました。
共に育てることで、夫婦の絆が明らかに変わりました。

③ “自分の時間”の再定義

自由時間ゼロ。でも、不思議と心は豊かになっていたんです。


育休で変わったのは、家事スキルでもキャリアでもなく「視点」

社会人としての成長は、キャリアアップやスキル習得だけじゃない。
「人としての深み」や「優先順位の変化」も立派な成長なんだと気づきました。

育休を取ることで、
「働くこと」「家族」「生き方」すべての意味がアップデートされたんです。


最後に伝えたいこと

育休は「子どもや家族のために取るもの」だと思っていた。
でも一番変わったのは、自分自身でした。

  • 目の前の小さなことに幸せを感じられるようになった
  • 人に頼ることができるようになった
  • 家族の絆が、目に見えて深まった

これは、お金では手に入らない貴重な経験です。


「育休、取ってよかった」そう心から言える日が、きっと来る

もし今、育休を取るか迷っているなら。
その不安は、きっと乗り越えられます。

そしていつか、こう言えるはずです。

「育休で変わったのは、子どもじゃなくて、自分だった」

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