育休で変わった価値観。「ご褒美」だった家族の時間が、いつのまにか“日常”になった話

FIRE

育休を取る前は「週末=ご褒美」だった

以前の僕は、いわゆる“ザ・会社員”。
朝は戦場のように出勤し、夜はクタクタで帰宅。
子どもが寝る直前に間に合えばラッキー、
土日は「ようやく一緒に過ごせるぞ!」という“ご褒美タイム”でした。

…ただし、その貴重な週末も、
・寝不足のまま遊びに連行され
・公園で全力ダッシュし
・昼寝に巻き込まれ
・夕方には“パパの電池切れ”

…いや、けっこうハード。


育休を取ってみたら「家族時間」が毎日やってきた

そんな僕が育休を取った途端、
あの“ご褒美”が、なんと“毎日”やってくるように。

朝から子どもと一緒に朝ごはん。
昼は公園で砂だらけになって遊び、
昼寝を見守りながらコーヒーを淹れて、
夕方にはお風呂&寝かしつけミッション。

最初は「これは修行か…?」と思いましたが、
1週間もすれば、これがなんと…

「え、これめっちゃ幸せじゃん?」

に、変わっていきました。


“家族との時間”は、特別じゃなくて、日常であっていい

大切なことに気づきました。

家族の時間って、イベントじゃなくて“日常”にしたいものなんだ。

平日だろうが休日だろうが、
「今日も一緒にご飯食べたね」「一緒に散歩したね」
そんな“なんでもない毎日”が、宝物みたいに感じられるようになったんです。

かつては「週末こそ家族サービス」なんて思っていたけど、
毎日サービス中の今の方が、心が穏やか。不思議なものです。


それを永続させたい。だからFIREに惹かれる

この感覚を、育休だけで終わらせたくない。
「また忙しい日常に戻ってしまうのか…」
そんな不安が頭をよぎった時、思ったんです。

「FIREって、この暮らしを続ける選択肢なんじゃ?」

早期リタイア=働かない、ではなく、
本当に大事にしたいものに時間を使う人生。

家族との毎日を“特別な日”じゃなく、“いつもの日”にしたい。
その手段が、FIREだったんです。


まとめ:育休は「家族との時間」の再定義だった

育休を取ったことで、
・“特別”だった家族時間が“ふつう”になり
・“働く”の意味がアップデートされ
・“FIRE”がよりリアルな目標になった

これって、すごい変化じゃないですか?

子どもの笑顔に囲まれて気づく、
「時間の使い方を変えたい」という感情。
そのきっかけが、僕にとっては育休でした。


🔔おまけ:最近の“ふつう”の1日

  • 朝:長女と漢字テストごっこ
  • 午前:赤ちゃん抱っこしながら洗濯物干し
  • 昼:保育園児とカレーライス作り(ルー入れるだけ)
  • 午後:3人連れて公園。帰宅後は泥まみれ
  • 夜:寝かしつけチャレンジ→一緒に寝落ち

かつての「週末スペシャル」が、今や“定番メニュー”に。

だから思うんです。
「育休は、FIREのはじまりかもしれない」と。

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