育休=のんびり?そのイメージ、アップデートが必要です
「今、育休中なんですよ」と言うと、時々こう返されます。
「へぇ、いいね!時間たっぷりあるでしょ?趣味とかできるんじゃない?」
その瞬間、こちらは思わず笑ってしまうんです。
いやいや…育休って、むしろ**“分刻みで動く超多忙期間”**ですよ?と。
朝からノンストップ。想像以上の“イベントラッシュ”
平日の1日をざっくり振り返ると、だいたいこんな感じです。
- 朝6時:長女の起床と朝食準備
- 7時:長男も起床、次女(赤ちゃん)のオムツ替え
- 8時:小学生を送り出し、保育園への送り準備
- 9時:赤ちゃんと公園→帰宅後ミルク→寝かしつけ
- 11時:洗濯・片付け→昼ごはんの準備
- 13時:昼寝の間にブログか家計簿(←この隙間が奇跡)
- 15時:お迎え→おやつ→宿題見て→夕食準備
- 18時以降:お風呂→寝かしつけ(ここがまた大変)
…どこにヒマがあるんでしょう?(誰か教えて)
「働いてる方がラク」と思ってしまう瞬間もある
会社にいたときの“デスクで座れる時間”が、今ではちょっと恋しくなることも(笑)
育休中って、肉体的にも精神的にもずっと稼働中なんですよね。
仕事とは違う“責任”と“判断”の連続。
赤ちゃんの泣き方ひとつで、対応が変わる。
上の子の機嫌で、家の空気が変わる。
正直、全神経を張りつめてる感覚です。
でも、だからこそ得られるものもある
それでも育休を取ってよかったと思えるのは、やっぱり**「一緒に過ごせる時間」**が何より大きいから。
- 長女がポロッと話す学校のこと
- 長男の成長をリアルタイムで感じられる日々
- 赤ちゃんの“はじめて笑った日”を見届けられる喜び
この一瞬一瞬は、仕事をしてたら見逃していたかもしれない。
育休=休みじゃない。でも、得るものは大きい
「育休ってヒマなんでしょ?」
この言葉に笑ってしまうのは、あまりにも真逆だから。
でも同時に、そう思われてしまうこと自体が、
まだまだ育休のリアルが知られていない証拠なんだな…とも感じます。
もっと多くの人が、実際の育休を知って、
「それ、必要だよね」って空気になるといいなと思います。
最後に:育休、全力でおすすめします
決して楽ではないけれど、育休にはかけがえのない価値があります。
家族との時間、子どもとの関係、自分の価値観。
すべてが揺さぶられて、磨かれていく期間。
これから育休を取るか悩んでいる方へ。
“ヒマ”じゃないけど、“意味はある”。
そんな時間を、ぜひ経験してみてください。
コメント