「ちょっとだけ食べたい」から始まる悲劇
育休中のある夏の日。
子どもたちが昼寝に入った隙に、ふとコンビニの冷凍庫から取り出したアイス1本。
心の中ではこう叫んでました。
「これは!完全に!俺の時間ッ!」
パキッと割って、第一口目をかざした瞬間――
「ぼくも!」「わたしも!」攻撃、開始
どこからともなく現れる、長男と長女。
(え、さっきまで爆睡してたよね…?)
長男:「あ!アイス食べてるー!ぼくもー!」
長女:「パパずるーい!ひとくちちょうだいー!」
あの、これは…パパの…ごほうび……いや、むしろ「休息」……
結果:3人で回し食い。パパは5cm四方で撤退
もう、こうなったら戦うだけ無駄です。
潔く分けました。パパ、真ん中の部分を5cmだけ。
しかも子どもたちの「ちょっとちょうだい」は、ちょっとじゃない。
ひとくちの基準が、大谷翔平のスイング並みに豪快。
子どもの満足=パパのカロリーダウン?
気づけばアイスの棒を持ちながら、心のなかでこうつぶやいてました。
「これ、もうダイエットじゃないか?」
「育休×子育て=自然と痩せるって本当だったのか…」
※ただし、そのあとおやつをこっそり食べるので、プラマイゼロです。
教訓:「アイスは家族の前で食べるな」
我が家では、もはや「アイス=みんなで食べるもの」という認識になっています。
1人でこっそり食べたい人は、冷凍庫でのステルス作戦をおすすめします。
- ドアをそっと開ける
- 包装の音は静かに
- 食べるときは洗面所 or ベランダ
- 罪悪感とともに味わう(重要)
まとめ:アイスは甘いけど、親心はもっと甘い
結局のところ、子どもたちが「おいしいね〜!」って笑いながらアイスを食べてる顔を見ると、
5cmしか食べられなかったことも、わりとどうでもよくなります。
……わりとね。
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