穏やかな夜は、来なかった
「さあ、そろそろ寝る準備しようか~」
時計は20:30、パパは自信に満ちていた。
赤ちゃんはミルク飲んでウトウト。
長男は布団でゴロゴロしてる。
今日こそはスムーズな寝かしつけだ……!
そう、思った、その瞬間。
長女(小学生)が叫んだ。
「パパ!宿題やってない!!!」
……おい。
ここから、地獄の開幕である
状況を整理しよう。
- 赤ちゃん、夢の世界への入り口に立っている
- 長男、眠気との戦いに突入している
- 長女、今から宿題(ドリル2ページ+音読)
パパ、絶望する。
だが、逃げられない。
緊急モード突入
「じゃ、じゃあ急いでやろう!パパも手伝うから!」
パパ、赤ちゃんを抱っこしながら、
長女のドリルチェックを始める。
が、
- 「これ、分かんない」
- 「やる気出ない」
- 「鉛筆どこー?」
長女、全力でグズりモード。
その間に長男がぐずり出し、
赤ちゃんも「ふええ……」と不穏な空気に。
……全員同時に崩壊する未来が見える。
必死の応援作戦
パパ、必死に盛り上げる。
「よーし!宿題終わったら明日、おやつ1個プラスだ!!」
「あと2問!あと2問でヒーローだ!!!」
もう何の世界観か分からない。
でも必死。
長女も必死。
最後の一問で、鉛筆を握りしめ、
一文字ずつ、しっかりと書き込んだ──!
ミッションコンプリート、そして…
宿題が終わった瞬間。
長女はニコニコで布団に直行。
赤ちゃんもなんとか再びウトウト。
長男もパパの背中にくっついてスヤスヤ。
パパ、脱力。
ソファに崩れ落ちる。
脳内では「宿題バトル 勝者:パパ&長女チーム!」のファンファーレが流れた。
今日の教訓
✔ 宿題は「夕方のうちに」やらせよう
✔ 「寝かしつけ直前」は、何があっても戦闘モード禁止
✔ 子どもたちにとっては、頑張った達成感も寝る前のご褒美になる
おわりに
育休で得られるのは、
「のんびりした日常」だけじゃない。
こんなカオスな一夜さえ、
きっと、かけがえのない思い出になる。
……と信じている。(信じさせてくれ)
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