育休を取って分かった、“仕事より大事なこと”があった

生活

育休前は「仕事を止めるなんて無理」と思っていた

育休を取る前、私は正直かなり不安でした。
「周囲にどう思われるか」「キャリアに傷がつかないか」「収入が減るのはきつい」——そんなことばかりが頭をよぎっていました。

でも、いざ育休に入ってみると、価値観がガラッと変わりました。
この経験は、仕事の成果や昇進よりも、ずっと大切なものを教えてくれたのです。


子どもとの「今しかない時間」に向き合えた

生まれたばかりの赤ちゃんは、1日1日で表情も仕草も変わっていきます。
寝返りをした瞬間、初めて笑ってくれた瞬間、目を合わせてくれた瞬間……。

その全部に立ち会えたのは、育休を取ったからこそ。

仕事に全力で取り組んできた自分も大切だけど、この一瞬一瞬の方が、人生の中ではるかに価値があると思えました。


パートナーとの信頼が深まった

もう一つ、大きな気づきがありました。
それは、「子育ては、2人でやるからこそ意味がある」ということです。

育休中、私もオムツ替え・寝かしつけ・夜泣き対応など、すべてを経験しました。
大変さを体感して、パートナーへのリスペクトも強まりました。

夫婦の間に「共に戦っている感覚」が生まれ、これまで以上に深い信頼関係が築けたと思います。


育休=ブランクではない。人生の学びが詰まっている

仕事を離れることに不安を感じていたけれど、実際には**“新しいスキル”や“視点”を得られる時間**でもありました。

・タイムマネジメント
・マルチタスク処理
・感情コントロール
・子どもとの接し方と心理理解

育児は、思っていたよりずっとハードで、だけどものすごく人間的な成長の場でした。


まとめ:「今しかない時間」は、あとから取り戻せない

仕事はたしかに大事。でも、家族との時間はもっと大事かもしれない。
それに気づけたのは、育休を“実際に取った”からです。

迷っているなら、一度立ち止まって考えてみてください。
子どもが成長してしまうのは一瞬です。

そしてその一瞬に立ち会えることは、何物にも代えがたい宝物になるかもしれません。

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