2022年(令和4年)から施行された法改正により、
育児休業は最大2回まで分割して取得できるようになりました。
📘 出典:厚生労働省「育児・介護休業法改正ポイント(令和3年法改正)」
https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/koyoukintou/point.html
この改正によって、これまで以上に柔軟な働き方・休み方が可能になり、
「育休を取りたいけれどタイミングが難しい」という悩みがぐっと減りました。
育休の“分割取得”とは?
従来の育休は、原則として1回限りでした。
そのため、「一度復帰したら、もう取れない」という制約があり、
現場復帰や家族の都合との調整が難しいケースも多かったのです。
しかし、法改正後は次のような使い方ができます👇
📅 たとえばこんなケース
- 第1回目:出産直後〜生後6ヶ月まで取得
- 一時復帰(職場や業務に慣れる期間)
- 第2回目:保育園入園前の数ヶ月間に再度育休取得
このように、ライフイベントや保育園の入園時期に合わせて、
「前半・後半」に分けて取得することが可能になりました。
分割取得のメリット
- キャリアとの両立がしやすい
一度復帰して仕事の感覚を保ちながら、再度育児に集中する期間を確保できます。 - 保育園入園の“空白期間”をカバー
多くの家庭で悩む「1歳の壁」も、分割育休を使うことで柔軟に対応できます。 - 夫婦で計画的に取得できる
パパとママが交互に育休を取ることで、より長期間にわたり家庭で育児ができます。
「1年を超える取得」も見えてくる
分割取得をうまく組み合わせれば、
結果的に1年以上の育児期間を確保することも可能です。
たとえば、
- ママが出産直後から育休を取得
- パパが途中から「パパ・ママ育休プラス」+「分割育休」でバトンタッチ
このように工夫すれば、家族で長期間にわたり育児に専念できる仕組みが整ってきています。
育休は「休む」だけでなく「選べる」時代へ
かつては「取るか、取らないか」だった育休が、
今は「どう取るかを選べる」時代になりました。
働き方や家庭の状況に合わせて、
前半・後半に分けて育休を取る。
そんな柔軟な選択肢が広がっているのです。
あなたの家庭では、どんな取り方が理想ですか?
まずはパートナーや職場と話し合って、
“我が家らしい育休の形”を描いてみてください。
📘 出典
厚生労働省「育児・介護休業法改正ポイント(令和3年法改正)」
https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/koyoukintou/point.html
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