FIRE計画、子ども3人の教育費でどうなる?試算してみた

FIRE

FIRE(経済的自立・早期退職)を目指していたはずが、子どもが3人になって一気に現実味が…?
今回は、「子ども3人育てながらFIREは本当に可能か?」をテーマに、教育費を中心に試算・整理してみました。

子ども3人の基本情報

わが家の場合はこちら。
・長女:小学生
・長男:保育園児
・次女:赤ちゃん(0歳)
全員が進学すれば、大学卒業まで15~20年以上にわたる教育費がかかってきます。

教育費の平均をざっくり把握

文部科学省や各種データをもとに、平均的な教育費を以下にまとめました(1人あたり)。

■ 公立の場合:
・小学校:年間約30万円 × 6年 = 約180万円
・中学校:年間約50万円 × 3年 = 約150万円
・高校 :年間約50万円 × 3年 = 約150万円
・大学 :年間約100万円 × 4年 = 約400万円
合計:約880万円

■ 私立の場合:
トータルで1,000〜2,000万円超というケースもあります。

3人分の教育費を試算してみた

仮にすべて「公立 → 公立 → 公立 → 国公立大」とした場合:
880万円 × 3人 = 2,640万円

私立が混じる、あるいは浪人・留学などがあると…
→ 教育費だけで3,000〜4,000万円も想定しておくべきという結果に!

FIRE資金とのバランスは?

仮にFIRE後の生活費を月25万円(年間300万円)、30年分=9,000万円と見積もると、
+ 教育費 3,000万円 = 合計約1億2,000万円の資産が必要に。

これ、子どもがいないor1人家庭に比べて、かなり高めのハードルです。

どうする?教育費とFIREの両立策

現実を知ったうえで、こんな工夫が必要です:

  • ・児童手当や高校無償化など、公的支援を最大限活用
  • ・ジュニアNISAやNISAで教育費の一部を投資で準備
  • ・FIREを“完全リタイア”でなく“セミリタイア+副業”にシフト
  • ・ふるさと納税で食費や日用品を節約
  • ・教育資金は別口座 or 家計とは別枠で管理

まとめ:FIREは「戦略」が命

「子ども3人育てながらFIREなんてムリ…」と思う前に、数字をしっかり見て、仕組みをつくることがカギ。
理想と現実のギャップは大きいけれど、諦めなければ道はあると感じています。

我が家もまだ道半ばですが、育休中の今だからこそ「家計を整え、FIREの未来を再設計する」チャンスだと考えています。

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