「男性の育休って、実際どのくらい取る人が多いんだろう?」
そんな疑問、ありますよね。
厚生労働省の令和5年度「事業所調査」によると、
男性の育休取得期間で一番多いのが 「1か月〜3か月未満」=28.0%。
つまり、およそ3人に1人はこの期間を選んでいるんです。
出典:厚生労働省「令和5年度雇用均等基本調査 事業所調査結果概要」
なぜ「1〜3か月」が多いのか?
実際に育休を取ったパパたちに聞くと、こんな声が多いです。
「最初の1か月はあっという間。ようやく慣れた頃に復職だった」
「長く取ると職場に迷惑がかかると思って…でももう少し取りたかった」
「妻の体調が落ち着く2〜3か月が一番大事な時期だと思った」
つまり、“家庭と職場のバランス”を取る期間として
1〜3か月が「現実的なライン」になっているようです。
でも、実は“理想”はもっと長い
同じ調査では、「1か月未満」が約25%、
「3か月以上」もあわせて30%弱という結果も出ています。
少しずつですが、「長く取る」パパも増えているんです。
特に、2人目・3人目の育休では「前回より長く取る」傾向も。
一度経験したパパほど、
「あの時間の大切さをもう一度味わいたい」と思うのかもしれませんね。
まとめ:最初の一歩は“期間より決意”
どれくらいの期間取るかよりも、
まずは「取る」と決めること。
そこから見える景色がまったく違います。
育休は“キャリアの空白”ではなく、
“家族の歴史をつくる時間”。
1か月でも、3か月でも、
その経験はきっと一生ものになります。
📘 出典:
厚生労働省「令和5年度雇用均等基本調査(事業所調査結果概要)」
https://www.mhlw.go.jp/toukei/list/dl/71-r05/03.pdf


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