大企業では男性育休取得率46.2%、平均46.5日──“見える化”が取りやすさを生む

育休

厚生労働省の調査によると、**従業員1,000人超の企業では男性の育休取得率が46.2%**に達し、
**平均取得日数も46.5日(約1.5ヶ月)**となっています。

これは、企業の制度整備や意識改革が着実に進み、
「男性が育休を取ることが特別ではない」社会に近づいていることを示しています。

📊 出典:厚生労働省「令和5年度 男性の育児休業等取得率の公表状況調査」
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/000103533_00006.html


「数字の公開」が、職場の空気を変える

企業が育休取得率や平均日数を公表するようになったのは、実はここ数年のことです。
これは単なる報告義務ではなく、
「社員が安心して育休を取れる企業文化を作る」ための大きな一歩です。

たとえば——

  • 「うちの会社は男性育休46%!」と具体的に公表することで、
    社員が「取ってもいいんだ」と感じやすくなる。
  • 数値が見えることで、経営層や管理職も自社の取り組みを振り返るきっかけになる。

このように、“実績の見える化”が育休の取りやすさを後押ししています。


大企業が動くと、中小企業も変わる

育休のような制度は、先に動く企業が“ロールモデル”になります。
特に従業員1,000人を超える大企業が積極的に制度運用を進めることで、
その影響は取引先や関連会社など、中小企業にも波及していきます。

つまり、「公表する」ことが社会全体の変化を加速させるのです。


“取りやすさ”は、数字の裏にある安心感

育休の取得率や平均日数という数字は、単なる統計ではありません。
その背景には、

  • 職場の理解
  • 上司の支援
  • 取得後のキャリア保障
    といった「安心して休める環境」が存在します。

数字が高い企業ほど、社員が自信を持って育休を申請できる職場文化が根づいているのです。


これからの時代は、「制度がある」だけでは不十分。
「実際に取れている」ことを見せることが信頼につながる時代です。

あなたの職場では、育休の“見える化”は進んでいますか?
もしまだなら、その一歩が社会全体の変化を生むかもしれません。


📘 出典
厚生労働省「令和5年度 男性の育児休業等取得率の公表状況調査」
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/000103533_00006.html


#育休 #男性育休 #育休公表 #働き方改革 #子育てパパ #企業の取り組み

コメント

タイトルとURLをコピーしました