“男が育休を取るなんて”と言われたくないあなたへ

育休

まだ根強い「男は仕事、育児は女」の空気

令和の今でも、どこかに残っているこの空気。
「育休?奥さんが取るんじゃないの?」
「職場に迷惑じゃない?」
「戻ってきたときに立場、なくなるよ?」

――言葉にはされなくても、そんな視線を感じたことがある人は少なくないはずです。

実際、僕もそうでした。
育休を考え始めたとき、真っ先に浮かんだのは「変に思われないか?」という不安でした。


でも、育休を取ってわかったこと

いざ育休に入ってみて思ったのは、
**「なんでこんなに迷ってたんだろう」**ということ。

確かに最初はビビります。
仕事を離れる不安もあるし、周囲の目も気になる。

でも、それよりずっと大きかったのは、
自分の人生がちょっと変わる感覚でした。

  • 子どもの成長を“その瞬間”に見られる
  • 家事育児が「手伝い」ではなく「自分ごと」になる
  • パートナーとの関係がより対等になる

これは、外からじゃ見えない“価値”でした。


「言われないように」ではなく、「どう生きたいか」で決める

「育休を取ったら、何か言われそう」
「評価が下がるかも」
「同僚に気まずい思いをさせたくない」

気持ちは痛いほどわかります。
でも、その“何か言われそう”の中身って、
本当に自分にとって大事なことですか?

誰かの目や、誰かの価値観じゃなくて、
**“自分がどう生きたいか”**を軸にしてほしい。

育休はキャリアを壊すものではありません。
むしろ、人生と向き合い直す貴重なチャンスです。


あなたの選択が、誰かの背中を押す

一番強く言いたいのはこれです。
あなたが育休を取ることは、“自分のため”であると同時に、“これからの誰か”のためにもなります。

職場に「男も育休を取るんだ」という前例ができる。
子どもたちに「パパも家にいる日常」を見せられる。
社会に、静かに、小さく、でも確かに影響を与えられる。


最後に:あなたはひとりじゃない

SNSでもリアルでも、育休を取っている仲間は確実に増えています。
「前例がない」なら、あなたがその第一歩になれる
勇気の出る瞬間は一瞬。でも、その決断は、人生を変えます。

「育休を取る男」と言われるかもしれない。
でもその先には、「育休を取ってよかった」と心から思える日常があります。


迷っているあなたへ、声を大にして伝えたい。

育休、取っていいんです。むしろ、取らないともったいない。

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